キャッチャーと聞いて直ぐ目に浮かぶのが、キャッチャーマスクに体を覆うプロテクター、足を守るレガース、大きくて分厚いミット・・・といった姿。野球を知らない人はさながら戦国時代の鎧をつけてスポーツをしているような錯覚をしてしまうかもしれない重厚な姿ですね。
ピッチャーの鋭く落ちる変化球を体で止めたり、バッターの当たり損ないのファールチップが飛んできたりと、命を守る、怪我を防ぐためにも重要な役割を持っています。それでもって、盗塁阻止のために素早く投げたり、内野ゴロのバックアップで一塁方向へダッシュしたりと、動きやすさも重要になってきます。
今回はそんなキャッチャーにとって重要である「キャッチャープロテクター」は、プロの1軍で活躍する各選手はどこのメーカーの物を使用しているか調査しました。
尚、今回は現時点で1軍で10試合以上先発出場している選手のみ調査しました。
調査条件
▼9月28日現在、10試合以上1軍で先発出場した選手をピックアップし、調査。
▼各メーカーのサイトおよび、今シーズンの試合映像および試合画像より使用メーカーを判別
基本はキャッチャーマスク(顔)、プロテクター(体)、レガース(足)それぞれ同じメーカーのものを使用するはずですので、主にプロテクター(胸)から判別します。ほとんど考えられませんが、各ギアそれぞれ違う選手がいた場合はご容赦ください。
各選手のプロテクターメーカー
セ・リーグ
ヤクルト 嶋基宏
MIZUNO
ヤクルト 古賀優大
HATAKEYAMA
ヤクルト 西田明央
MIZUNO
ヤクルト 中村悠平
ZETT
巨人 炭谷銀仁朗
MIZUNO
巨人 大城卓三
MIZUNO
横浜 伊藤光
HATAKEYAMA
横浜 戸柱恭孝
ZETT
横浜 髙城俊人
HATAKEYAMA
横浜 嶺井博希
ZETT
中日 木下拓也
MIZUNO
中日 郡司裕也
MIZUNO
中日 加藤匠馬
SSK
中日 A.マルティネス
MIZUNO
広島 會澤翼
MIZUNO
広島 坂倉将吾
MIZUNO
広島 磯村嘉孝
MIZUNO
阪神 梅野隆太郎
SSK
阪神 坂本誠志郎
ASICS
パ・リーグ
日本ハム 宇佐見真吾
ZETT
日本ハム 清水優心
SSK
楽天 太田光
MIZUNO
楽天 足立祐一
久保田スラッガー
楽天 下妻貴寛
ZETT
西武 森友哉
ZETT
西武 岡田雅利
久保田スラッガー
ロッテ 田村龍弘
MIZUNO
ロッテ 柿沼友哉
MIZUNO
オリックス 若月健矢
久保田スラッガー
オリックス 伏見寅威
HATAKEYAMA
ソフトバンク 甲斐拓也
HATAKEYAMA
ソフトバンク 髙谷裕亮
MIZUNO
メーカー別集計
ASICS 1名
SSK 3名
久保田スラッガー 3名
HATAKEYAMA 5名
ZETT 6名
MIZUNO 14名
まとめ
以上のような結果になりました。今回は現時点で10試合以上の先発出場というラインを勝手ながら定めさせていただきましたので、12球団全選手で調べた場合はまた違った結果になるかもしれません。
今回の条件で見ると、なんとMIZUNO社が14名と圧倒的でした。広島やロッテ、中日はMIZUNOを使用している選手が多く、この3チームはチームユニフォームのサプライヤーもMIZUNOとなっています。契約等の詳細は分かりませんが、チーム事情と関係があるのかもしれません。
その他、ZETTやHATAKEYAMA、久保田スラッガー、SSKなど、野球に特化しているメーカーがやはり多いようですね。
またシーズン終わる前までに2軍全選手含めて調査をしていきたいと思います。
各選手の使用しているメーカーの一覧はこちらです